2012年から毎年、奥田神社(富山市奥田本町)の境内に湧き出る御神水を仕込み水とし『純米吟醸 さら宮』というお酒を仕込んでいます。
古くから故事の中で、奥田神社の湧き水は、水神様によって祓い清められてきたとされ、「無病の水」として多くの方に知られています。
この『さら宮』(新宮)の由縁は、〝身も心も真新しくなる〟との意味だそうです。
大正時代、当時の新聞にも「井戸水が萬病に効ありとて近郷近在より日夜數多の患者詰掛け居れ」、「評判益々拡がり我も我もと押しかくる者日々数百名に達し大雑沓を極めた」と記されています。